身体改造と最先端カルチャーを世界各地で取材するジャーナリストとして知られ、日本に「ベーグルヘッド」を紹介したケロッピー前田。TBSの人気番組『クレイジージャーニー』で取り上げられて以来、その活動は大きな話題を呼んでいる。
2005年からはアーティスト/キュレーターとして展覧会を開催し、主な著書に『クレイジーカルチャー紀行』(KADOKAWA)、『日本古代刺青復活プロジェクト 縄文族』(国書刊行会)、『MODCON完全版』『MODIFIED FUTURE』『トレパネーション・ソースブック』(以上フューチャーワークス)がある。
タトゥーアーティストの大島托とともに、古代日本の刺青文化の復興を目指すアートプロジェクト「縄文族」を推進している。
彼が行うプレゼンテーション:
日本におけるボディピアッシングの歴史
第1部 古代 ― 縄文時代(1万年以上前)
第2部 現代 ― 1990年代以降の日本におけるピアッシングの普及
「サラ」の愛称で知られるヘスス・カバナスは、2000年代初頭にカナリア諸島でプロフェッショナルピアッサーとしてのキャリアをスタートさせました。その後は技術の向上を目指し、世界中を旅して業界の先駆者たちから学び続けてきました。
2007年にアメリカを初めて訪れた後、看護学を専攻し、衛生技術や疼痛療法、麻酔に特化した知識を深めました。また、この期間中に各国で教育活動も積極的に行い、知識と技術を広めてきました。
2012年にはノルウェーのオスロに拠点を移し、1998年に設立されたヨーロッパ初期のAPP加盟スタジオであるPinpoint Piercingのオーナー、クリスティアン・ロブラフトと協力して活動を始めました。
現在、サラはAPPのシニアスピーカーとして、アメリカ、スペイン、ドイツ、ポーランド、スウェーデン、イギリス、アルゼンチン、ブラジル、イタリア、メキシコ、インドなど、世界各地のカンファレンスで講演を行っています。
これまでに、APP、LBP、APPE、GeP、UKAPP、Bmxnet、YOUMODIFY、APA「Ritorno alle origini」など、数多くの国際カンファレンスに携わってきました。
また、2015年にはAPPE(スペインプロフェッショナルピアサーズ協会)の共同創設者として活動を開始し、現在も副会長、国際連絡担当、およびスペインでの年次カンファレンスのオーガナイザーとして活躍しています。
今回のイベントでは、以下のワークショップを予定しています。
ハッピーな治癒のためのファーストジュエリー
マイクロダーマルの進化
ダイスと片頭痛の密接な関係
ブエノスアイレス(アルゼンチン)出身のパブロ・ペレルムテルは、20年以上にわたり米国ベイエリアのトップスタジオで活躍してきた、経験豊富なベテランピアッサーです。
業界では、ベストプラクティスや環境基準に精通した信頼ある専門家として知られ、カスタムジュエリーデザインやイヤーキュレーションに情熱を注いでいます。
施術の際にはフォトショップを使って仕上がりイメージを提示するスタイルが、クライアントから高く評価されています。
パブロはAPP(アソシエーション・オブ・プロフェッショナル・ピアッサーズ)において、インストラクターおよび医療連携担当としても活動しており、科学的根拠と業界基準への深い理解を活かして教育に取り組んでいます。
これまでに、環境に配慮したスタジオの設計・改修、オートクレーブの修理・保守、ボディピアッシングにおけるベストプラクティスに関する講座を担当してきました。
また、世界各国のピアッシング関連の保健・安全団体でも講師を務め、国際的な場で知識と経験を共有しています。
今回のイベントでは、以下のワークショップを予定しています。
異なる言語でもコミュニケーションは同じ
BJVP(ボディジュエリー検証プログラム)
ANTT(無菌ノンタッチテクニック)―ボディピアッサー向け
ライアン・ウエレットは、米国在住のボディアート実践者・教育者・スタジオオーナーであり、25年以上のキャリアを持つベテランです。
2000年にニューハンプシャー州でスタジオ「Precision Body Arts」を設立して以来、ボディピアッシングとスカリフィケーションの施術に加え、後進の育成にも力を注いできました。
また、自身が主宰する教育プログラム「Body Art Education by Ryan Ouellette」では、全米各地でプライベートセミナーを開催し、世界中の受講者に向けたライブウェビナーも配信しています。
中でも代表的な講座「ベベル理論の理解と応用」は、現代ピアッシング技術の基礎として高い評価を受けています。
パンデミック期にはオンデマンド教育にも力を入れ、patreon.com/ryanpba にて多数の解説付きデモ動画やクラスを公開。
明快かつ偏りのない情報発信が、北米のみならず世界中のピアッサーから支持されています。
講師としての活動は10年以上におよび、APP(米国)、BMXNET(ドイツ)、UKAPP(英国)、GEP(ブラジル)、LBP(メキシコ)など、世界各地の主要なカンファレンスで登壇しています。
また、APPの「ピアッシング施術室における安全対策」など、ワークショップ形式のクラス開発にも携わり、業界における教育の進化にも貢献しています。
今回のイベントでは、以下のワークショップを予定しています。
ピアッシング施術室での安全対策
オープンテクニックの実践講座
乳頭および陥没乳頭ピアッシングにおける最新のアプローチ